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いつでもBom Apetite!

カプセルホテルに泊まる

2018/03/11 22:48 旅行・お出かけ

 最近、「進化してる!」と話題のカプセルホテル。あなたは泊ったこと、ありますか?


 この週末、趣味のピアノ関連イベントのため鳥取へ行ってきたのだが、どのホテルも満室で、唯一空いていたのがカプセルホテルだった。カプセルホテル! 一瞬、私の脳内には、住所不定の事情ある方々が集う若干ダークな雰囲気の場所が浮かんだが、いやいや、最近は「進化系カプセルホテル」などとお洒落なイメージで女性客獲得を狙うところもあると聞くし……。ウーン、と迷って、クチコミを調べまくって、最後にエイヤッと予約し飛び込んでみたら、結構快適だった!という話をしようと思う。


 発見その1:セキュリティは結構しっかりしていた


 私が今回宿泊したホテルには女性専用ルームが設けられており、このエリアへは専用カードキーがない入れない仕組みになっていた。知らないオジサンが薄い壁1枚隔てた隣のカプセルに寝ている、なんてことにはならない。


 荷物保管用として、エリア内にあるロッカールームの縦長ロッカーひとつと、カプセル内の小さなロッカーひとつを貸してもらえた。コートやバッグは縦長ロッカーに、お財布などの貴重品は小さなロッカーに保管し、鍵は会社のIDカードよろしく首から下げておけば、盗難の心配なし。なおロッカールームの奥には個室の更衣室もあり、人目を気にせず着替えることができた。


 発見その2:アメニティも用意されていた


 カプセルホテルは宿泊費が安い分、なんでもかんでも持っていかなければならないのではないかと思い、普段の出張と比べ大荷物になった私だが、女性専用ルーム内の共用トイレ・シャワールーム内には、基礎化粧品やコットン・綿棒の類、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ、ドライヤー、生理用品が完備されていた。私は面の皮が厚いので、基礎化粧品の銘柄にこだわりはない。あらー、何も自宅から持ってくる必要はなかったのね! 


 共用トイレ・シャワールームはとてもきれいだった。ちなみに私が宿泊したホテルは大浴場が付いていたので、私はシャワールームではなく大浴場でひと泳ぎさせてもらった。


 発見その3:カプセルルーム内は抜き足差し足が基本?!


 カプセルの入り口はロールスクリーンで仕切られているのみ。ということは、自分の足音をはじめ、全ての音が丸聞こえ……。早々とお休みになっている方もいるし、音には気を使ったほうが良さそう。


 ここで、はて?と思ったのが、目覚まし時計のセットについて。宿泊翌日、私は早朝の高速バスで神戸に戻る予定にしていたため早起きしなければならなかったのだが、目覚ましを鳴らせば、その音が近隣に響き渡って迷惑になること間違いなし。


 基本的に私は目覚ましを必要とせず、予定時間より少し前に目覚めることができるという特技を持つが、体調がイマイチだったり、酔っ払っていたりしたら起きられないなど、その正確さは信頼できるものではない。念のため予定起床時間の15分前から5分置きに3度、バイブレーションをオンにした携帯の目覚ましをセットして寝たのだが、バイブレーションで起きられるのか、まったく自信がなかった。結局目覚ましより先に目が覚め、バイブレーションの目覚まし効果については検証できないままである。



 発見その4:予想外に寝心地が良かった!


 こんな狭い空間では、さぞかし寝心地も悪かろうと信じていたのだが、予想外にも寝心地・居心地が良かった。


 私はマットレスや枕が変わると眠れないタチで、週に少なくとも1日は出張で外泊している今、眠れない夜があるというのはストレスの溜まる悩みのひとつだ。ところが今回宿泊したカプセルホテルで使用されていたマットレスも枕も、偶然にも私の好みにピタリと一致し、珍しく熟睡することができた。


 この狭い空間も、実は「居心地の良さ」に貢献しているかもしれない。狭いところを好む猫の気持ち、少しだけ理解できたような……?


 蛇足だが、今回私に割り当てられたのは2段目のカプセルだった。カプセル横に設置された小さな足場と手すりを頼りに2段目に上がる。あまりに酔っ払っていたら足を踏み外して落下するかも、と、少しぞっとしたりして。


 発見その5:朝食が付いてきた


 「2014年4月、当時47都道府県で唯一スターバックスコーヒーがなかった鳥取県の鳥取市鳥取駅前に開業した、地元で展開する喫茶店」(wikipediaより)という「すなば珈琲」のモーニングセットを頂いた。大きなカップで供されるコーヒー、嬉しかった!


 ちなみに駅の向こう側(どっち側?)に、きれいで大きなスタバありました。



 「カプセルホテル」と聞くと、サービスとは一切無縁な、最低限の宿泊スペースのみを貸してくれる場所、というイメージがあったのだが、受付の方は丁寧だし、内部は清潔だし、セキュリティにも問題はなさそうだし、アメニティや朝食も提供されるし、予想外に快適な空間であった。


 唯一、慣れが必要かと思ったのは、寝床であるカプセルと、私物が置いてあるロッカーや共用シャワー・トイレ、更衣室との間を頻繁に行き来するので、普通のホテルに宿泊する時よりも建物内の移動面が若干非効率だと感じたところ。一か所しか体験していないので「カプセルホテルは快適!」と断言することはできないが、今後、例えば宿泊場所にこだわらないような一人旅の際など、宿泊先のいち候補に入れても良いかもしれない。

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