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いつでもBom Apetite!

オートマタ

2018/08/15 14:59 旅行・お出かけ

 オートマタ:主に18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで作られた機械人形ないしは自動人形のこと。 …(中略)… 日本の伝統的な機械仕掛けの人形をからくりと呼ぶのに倣うと、いわゆる「西洋からくり人形」に該当する。(wikipediaより)


 最近この「オートマタ」に興味を惹かれている。惹かれる理由は自分でも良く分からないのだけど。 


 お盆休み中に訪ねた「六甲オルゴールミュージアム」で見たオートマタ「エクリヴァン」(1988年 スイス ミシェル・ベルトラン作)。ミュージアムの解説員が卓上のランプにマッチで火を灯し、オルゴールのスイッチを入れてフランス民謡「月の光に」が流れ始めると、ランプの灯を頼りにピエロが羽ペンで手紙を書き始める。どうやら夜更けという設定らしく、羽ペンの動きがゆっくりになるにつれ、ピエロは俯いてこっくり、こっくりと居眠りを始め、ピエロの意識と連動するかのように卓上のランプの灯が消えかけて……、あと少しで灯が消えちゃう、というところでピエロははっと目を覚まし、左手でランプの灯を大きくして、また手紙の続きを書き始める。


 単純な動作の繰り返しではなく、オルゴールの一曲の中でひとつの物語を展開させる。ペン先を追うような顔の動き、居眠りがだんだんと深くなっていくことが良く分かる首の俯き加減、本物のランプの灯! 


 久しぶりに「モノ」に強く惹きつけられた。解説員の方の、「この人形だけを見に来る熱心なファンもいらっしゃいます」という説明に納得。私も通っちゃうかも。


 ところで神戸には、オートマタの工房がある。その前を通るたびに、ショーウィンドウに飾られた、不思議な世界観の不思議な動きをするオートマタに見入ってしまって、何分も動けなくなってしまう。受注生産ということで、いつか私も、なんて夢を見てしまうが、何せ非常に高価なものだから、「貧乏人は食べられないオートマタより明日のコメを買え!」と自分に言い聞かせ、何とかショーウインドウから身を引っぺがしている。

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